たらたら日記

脱サラしてイギリス留学中の筆者が生活にちょっぴり役立つ情報を発信する意識低い系のブログです

留学するなら知っておきたい台湾と中国の関係

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どうも、こんにちは。たらおです。

 

突然ですが、台湾と中国が同じ国かと聞かれたらなんと答えますか?

 

実はこの問題、僕たち日本人が思っている以上にセンシティブな内容ですが、これから留学する人や今留学中の人も今後この問題を目の当たりにする可能性があります。

特に僕の留学先のイギリスには台湾の留学生も中学の留学生も沢山いるので、この問題に触れる可能性は高いと言えます。

 

 

上記について、少し実体験も踏まえながら紹介したいと思います。

 

 

 

台湾と中国は同じ国か?

日本人の多くは別の国だと思っている

この問いかけに対して多くの日本人は別の国だと考えているのではないでしょうか?

多くの人は学校でも台湾については中華民国という国名であり、中国(中華人民共和国)とは別の国として習いましたよね?

 

恐らく国際的なスポーツ大会でも台湾と中国は別々のナショナルチームである場合が多いと思いますし、詳しい人ならご存知の人もいるかもしれませんが彼らは別のパスポートを持っています。

 

中国人の認識は日本人の認識とは少し違う

上記に対して中国人の認識は少し違います。

 

彼らがどのような教育を受けているかまでは知りませんが、多くの中国人は台湾は中国の一部だと思っているのです。

 

一方で、台湾人はのように考えているか?

 

台湾人は世代によって考えが違う

2020年現在、大学院留学をするくらいの若者(年齢22歳~30歳)の多くは台湾は独立した中国とは別の国だと考えている人が多いです。

しかし、彼らより上の世代になると台湾は中国の一部だと考えている人もいるそうです。

 

台湾は中国とは別の国だと考えている人の多くは、中国政府を嫌っている人が多い傾向にあります。

僕の知る限り、台湾人だけで集まると中国社会のことを批判する会話が度々始まります。

 

留学するなら彼らの考えの違いを知っておくべきです

中国・台湾からの留学生と知り合う機会は多い

恐らく留学すると、多くの中国人と台湾人と出会うと思います。

中国人は人口が多いのであまり驚きはないかもしれませんが、おそらく台湾人も日本人と同じくらいかもしくはそれ以上に留学している学生が多いので留学先で知り合う機会があります。

そして同じ東アジア出身ということもあり日本人であれば彼らと仲良くなる可能性は非常に高いです。

 

自己紹介の時に思いがけない事件が起こる可能性があります

中国と台湾からの学生が同時にいる場で初めて自己紹介をする場面を想像してください。

もし台湾人が "I'm from Taiwan."と自己紹介した場合、中国人が過剰に反応する場合があります。

具体的に言うと、” No, You are from China. Taiwan is part of China." というツッコミを入れる可能性があるわけです。(実際に僕の身の回りで起きました)

 

先述の通り若い台湾人は自分たちは台湾人だという意識が強いため、上記のような発言は彼らのアイデンティティに深く関わります。

場合によってはいきなり喧嘩になる可能性すらあります。

また、その場ではうまくやり過ごしたとしても今後友好関係を築いていく上では台湾人どんな気持ちになるのかを想像してあげられるようにはしたいですよね。

 

結局、台湾と中国は同じ国なのか?

この問いには今のところ明確な答えはありません。

中国政府の考えとしては台湾を自国の領地であり、実際に一部中国の制度を台湾にも適用しています。

僕たち日本人からすると両者は別の国のように見えますが、台湾は中国の一部だと言うことで経済的な援助を受けているという一面もあり、中国から独立していると断言するのは危険だと考えている台湾人も中にはいるのです。

 

自分なりの答えは持っておこう

正解がない問題だからこそ自分なりの答えを持っておくことは重要です。

中国人とのやり取りで傷ついた台湾人が、「台湾は中国の一部だと思う?」と聞いてくる可能性もゼロではありません。(僕は聞かれました)

 

その際に自分なりの答えを持って返事をすることができれば、たとえそれが相手の望む返事ではなかったとしても、お互いの考えを知るためのきっかけになります。

そしてお互いの意見を交換し合うことでより深い関係を築くことが出来るのです。

 

 

 

 

【おすすめ】イギリス大学院留学生がPodcastの感想をシェア

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どうもたらおです。

 

前回は、英語の学習におすすめな英語系youtubeをご紹介させていただきました。

 

tarao1214.hatenadiary.com

 

今回の記事ではおすすめのPodcastを紹介したいと思います。

英語学習者にとってPodcastは定番のツールではありますが、何を聞けばいいか分からないという人もいると思うので、是非参考にしてみてください。

 

Podcastとは

まず初めにPodcastについて簡単に説明します。

Wikipediaによると

Webサーバ上にマルチメディア・データファイル(音声データ・動画データなど)をアップロードし、RSSを通してWWW上に公開すること。その内容は、個人のブログと同様のものもあれば、テーマに基づいた対談などもあり、多岐に亘る。 

 とのことですが、簡単に言うとネット上で聞けるラジオみたいなものです。

 

Podcastスマホさえあればいつでもどこでも聞けるので、英語のリスニングにも最適です。

 

語彙を増やしたい人におすすめなHapa英会話

hapaeikaiwa.com

 

 

日英ハーフで現在LA在住のJunさんによるPodcast

アメリカ人のネイティブ表現を日本語で解説してくれます。

フレーズの紹介と実際どのように使われているかを詳しく説明してくれているので

自然に語彙を増やすことができます。

聞いてみた感想

実際に聞いてみた感想としては、おそらく英語初心者に合わせて録音されているので、非常に聞き取りやすいです。

また、解説は基本的に日本語で行われるので非常に理解しやすいです。

内容が難しかったり早くて聴き取れなかったりすると、結局聴くのを辞めてしまいますが、これなら続けやすいと思います。

 

全編英語に挑戦したいならESLがおすすめ

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https://secure3.eslpod.com/

 

 

英語学習者には有名なPodcastESL」。

English as a Second Languageの略であり、英語を第二言語として学ぶ人に向けて作られたPodcastです。

全編英語ではありますが、ナチュラルスピードよりもゆっくりめに話されているのと、難解な表現はあまり使われていないため初めて全編英語のPodcastに挑戦する方におすすめです。

公式サイトではスクリプトも公開されています。

 

聞いてみた感想

上記に記載した通り、全編英語ではありますがゆっくり話されているのでストレスなく聞くことができます。

英語のリスニングに関しては、自分の経験上難しくて聞くのに気合がいるものだと結局続かないので、自分のレベルにあったものを選ぶのが継続するコツだと思っています。

その点ESLは難し過ぎず簡単過ぎずちょうどよいレベル感です。

ゆっくり目に話されていると言ってもシャドーイングしようとすると付いていくのはかなり難しいので、これくらい流ちょうに話されるようになるのが、一つの目標になると思います。

 

イギリス英語なら6minutesEnglish

 

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https://www.bbc.co.uk/learningenglish/persian/features/6-minute-english

 

イギリス英語の学習者には定番のPodcastがこの6minuteEnglishです。

イギリスの国営放送BBCが運営しているタイトルの通り6分間で学ぶコンテンツになっています。

内容としては一つのテーマを基に二人のナレーターが会話形式で話をしていくのですが、その会話の中で英語の表現も解説してくれるため、語彙力のアップにも使えます。

RPアクセントというイギリスのニュースなどで使われている標準的なアクセントで話されているため、イギリス英語を学びたい人には最適です。

 

聞いてみた感想

RPアクセントはかなりはっきり発音されるため、日本人にとってはアメリカ英語よりも聞き取りやすいと思います。

難しい語彙は簡単な英語で説明してくれているのと、こちらも公式サイトにてスクリプトが公開されているので勉強しやすいコンテンツになっています。

 

6分間という手軽さも継続して聞くには最適です。

 

リスニングは継続が命

リスニングスキルを上げるには近道はなく、とにかく聞きまくるしかありません。

冒頭で説明したようにPodcastスマホさえあればいつでもどこでも聞けるので、英語に触れる時間を増やすにはとっても便利です。

ながら作業しながらたまに耳を傾けると言った方法でも一日中流しておけば、ある程度リスニングの時間を確保できると思うので、是非その方法で毎日継続してみてください。

2、3日で効果が出るものではありませんが、ずっと継続していると必ずリスニングスキルは上がるので、とにかく継続することが大切です。

そして継続するには今回紹介したような難しすぎない、ストレスの少ないものを選ぶのが大切だと思います。 

 

 

イギリス大学院留学生が教える!英会話におススメのYouTube

こんにちは。たらおです。

 

本日はイギリス大学院留学中の僕が普段からよく観ている

イギリス英語を学ぶのに超絶おすすめなYouTubeチャンネルを紹介させていただきます。

 

基本的に全編英語ですが初心者でも聞きとりやすいものを選んだので、一度試す価値ありです。

ここで紹介するYouTubeを見て勉強すると確実にリスニング、スピーキングのスキルが上がりますよ。

 

 

 

 

Peppa Pig - Official Channel


Peppa Pig Official Channel | Peppa Pig Goes Shopping for Mother's Day

 

一つ目はPeppa pigというイギリスの幼児向けのアニメチャンネルです。

 

イギリスで絶大な人気を誇るアニメで、イギリスではおそらく知らない人はいません。

 

主人公のPeppa pigと弟のGeorgeの掛け合いがなんとも愛らしくずっと観ていられます。

幼児向けと言うこともあり話すスピードもゆっくりめではっきり発音されるのでリスニングはかなりしやすいです。

 

Peppa pigの日常を描いたアニメなのでTOEICや英検などの勉強ではなかなか出会わない日常表現を学べるのもポイントです。

 

Lucy English


1 Simple Trick to Become Fluent in English - Become a Confident Speaker and Stop Translating

 

続いて紹介するのはLucy Englishです。

美人なイギリスネイティブのLucy先生が自然なブリティッシュEnglishのフレーズを教えてくれます。

 

恥ずかしながら僕もこのチャンネルで下記のような短縮形発音を学びました。

must have→ musta

might have →  mighta

should have → shoulda

would have → woulda

could have → coulda

 

こういう短縮形ってしらないと絶対に聞き取れないんですよね。

 

他にもスラングやイディオムなど学校では教えてくれないコンテンツが盛りだくさんです。

 

こちらのチャンネルもゆっくり目に話してくれるのと、かなりはっきり発音されるので初心者でも聞き取りやすいです。

 

ETJ English


Phrasal Verbs With "Pop" | Common British Expressions

 

個人的な一押しはこちらのETJ Englishです。

ブリティッシュEnglishの発音講師をしているElliotがナチュラルなブリティッシュEnglishのフレーズや発音のコツなどを紹介してくれます。

 

上の二つ同様にゆっくり目に話してくれるのですが、彼は発音講師をしていることもあり、ノンネイティブを意識した話し方をしてくれているのでとても聴き取りやすいのです。

ちなみにちょっと低めな声もクールです。

 

聞き取れない時はyoutubeの自動字幕を使おう

 

いくら聞き取りやすいといっても全てを聴き取るのは難しいです。

そんな時はyoutubeの自動字幕機能がおすすめです。

 

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画面右下の設定ボタンをクリックして、

字幕→英語(自動生成)を選択すると下記の画像のように英語字幕が表示されます。

 

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これで英語初心者の方でも、安心ですね。

 

自動生成と言っても固有名詞以外はかなり高い精度で文字起こしされます。

Googleおそるべし!

 

この機能をうまく使いこなして、是非今回紹介したYouTubeチャンネルに挑戦してみてください。

 

今やYouTubeは英語学習において外すことは出来ない優良な教材です。

英語で英語を学ぶというのは日本ではなかなかできない経験ですがYouTubeなら無料でそれが出来てしまうので、是非効果的に使って勉強しましょう。

会社を辞める理由と辞める時について考えてみた

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こんにちは。たらおです。

 

今回は会社を辞める理由と辞めた方がいい時について考えみたいと思います。

  

この記事を読んでくれているあなたはおそらく心のどこかで「会社を辞めたい」と思っているのではないでしょうか。

でも実際に辞めるのって中々勇気がいりますよね。

 

僕自身も転職と留学を理由に仕事を辞める経験を二度したことがありますので、実体験も踏まえつつ会社を辞めたくなる理由と辞め時についての意見を書いてみたいと思います。

 

 

 

会社の中で感じた違和感が辞めたい理由につながる

会社を辞めたいと思っている人がいれば100人いれば100通りの理由があると思いますが、そのどれもが最初は些細な違和感だったのではないでしょうか。

よく耳にする退社を検討した理由

  • 給与と勤務時間が割に合わない
  • パワハラが横行している
  • キャリアアップにつながる業務を任してもらえない
  • 頻繁に部署移動があり専門性を高める機会がない
  • いつどこに転勤させられるか分からない

上記は一例ですが、僕自身や今まで出会った人の退社理由は大体上記のどれかです。

恐らくそれは入社前に想像していた姿とのギャップから来る違和感が原因だと思います。

最初に感じた些細な違和感を放置しているとだんだん辞めたい気持ちが大きくなり、仕事に前向きになれなくなりますよね。 

 

まずは適切な部門に声を上げる勇気を

あなたにとって苦しい状況を会社が把握していなければ会社側も改善ができないので、まずは上司や人事労務部など適切な窓口に声を上げることが大切です。

運よく改善が見られた場合は会社を辞める必要はありません。
むしろそんなに大事にしてくれる会社なら残った方がいいと思います。

しかし勇気を振り絞って声を上げたにもかかわらず、特に改善されないというケースも多々あるのが現実です。

 

改善されない場合は会社を辞めることを考え始めましょう

改善が見れない場合も多くの人は我慢してしまうと思いますが、その我慢は退職するまで永遠に続くことになります。

ストレスを抱えながら働くことは想像以上に辛いです。

 

そして、意欲がなくなってくると仕事での成果が出せなかったり小さなミスを連発してしまったりしてどんどんと自己肯定感が下がってしまいます。

それがエスカレートするとプライベートまで楽しめなくなってしまうので、そうなる前に辞めることを考え始めた方がいいかもしれません。

 

会社は従業員を守ってくれません

非常に残念なことですが、会社は一部の特別な人を除きほとんどの従業員を守ってはくれません。

昨今のニュースを見ても分かりますが、大企業でさえどんどん40代以上の方を中心に早期退職を募っています。

2020年、大企業の40代・50代を襲う「大・早期退職時代」が来る

 

現在の40・50代の方たちは、全国転勤や休日のゴルフ、深夜残業、飲み会など現在の20代~30代が嫌がる様々な理不尽に耐えてきた非常に忠誠心の高い世代だと思います。 

そんな中、意欲が低いまま働いている人が生き残れる可能性はどれくらいあるのでしょうか?

 

会社が守ってくれないことは悪いことなのか

別の視点で考えてみましょう。

そもそも会社は従業員を守るべきなのでしょうか?

会社が株主のために利益を出し続けなければならない存在だとすると、必ずしもそうとは言えません。

いくらプライベートの時間を割いて働いていたとしても、会社に利益をもたらさない人は淘汰されても仕方ないという考え方もあると思います。

 

会社が安定を与えてくれるという幻想は捨てよう

これまで多くの方が会社の理不尽や違和感に耐えられたのは終身雇用と年功序列という制度があったからだと思います。

 

しかし上記の通り、日本の企業は徐々に従業員の雇用を守れないということが露呈しはじめました。

また、優秀な人材を確保するために新卒に年収1,000万円を支給するなどの大胆な施策を打つ大企業が出てきており、年功序列も徐々に崩壊しています。

 

もはや嫌な仕事でも我慢すれば定期的に昇給する・定年まで働けるという保証はどこにもありません。

辞めたいけど辞められない人は辞めた後のことが心配かもしれませんが、もはや会社に残っていても同様にリスクがあることを理解する必要があります。 

 

会社を辞めても何とでもなります

現状日本では働き手が減ってきているので、転職市場は完全な売り手市場です。

いくらコロナの影響があると言ってもこのような状況が一生続くことはありません。

日本は労働人口が減り続けているため、構造的に売り手市場であることには変わりはありません。

 

それでもまだ会社にしがみつきますか?

これまで見てきたように数字に表れない精神面の頑張りが評価される時代は終わりを迎えようとしています。

くり返しになりますがストレスを抱えたまま働くのは非常に苦しいです。

場合によっては健康状態に支障をきたす可能性もあります。

人生は一度きり。

これらを踏まえても会社に残る意味があるのか、考えてみましょう。

 

 

【イギリス留学】社会人留学生の僕が留学先を選ぶ時に考えたこと

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こんにちは。たらおです。

 

前回のブログでは、各留学方法の特徴となぜその中で僕が大学院留学にしたのかについて書きました。

 

tarao1214.hatenadiary.com

 

 

今回の記事では留学先として人気のあるアメリカ、イギリス、オーストラリアの3か国を比較して、最終的になぜイギリスを選んだのかについて紹介したいと思います。

 

現在、留学を検討している方にとって少しでも参考になれば幸いです。

 

結論から言うと僕は下記の3つから留学先を選びました

  1. 費用
  2. キャリアのブランク
  3. 留学前の英語力

 

それでは具体的な内容を見ていきましょう。

 

 

各国の留学費用の比較

留学を検討している人にとって留学費用=お金は大きな関心事の一つです。

特に仕事を辞めて私費留学する僕にとって、お金は非常に大きな判断材料でした。

 

そこで、まずは日本人の留学先として人気のあるアメリカ、イギリス、オーストラリアについて、学費と生活費を調べてみました。

(トップのビジネススクールは学費が1年で500万を超えるので検討対象外としました)

 

留学費用の比較表 

アメリカ(公立)

アメリカ(私立)

イギリス

オーストラリア

卒業までの期間

2年

2年

1年

1.5-2年

大学院

50-150万円

150-300万円

140万円

140-300万円

ビジネススクール

80-250万円

200-300万円

140-300万円

200-300万円

生活費の目安

80-150万円

80-150万円

100-120万円

80-100万円

※ USD=100円 GBP=140円 AUD=80円 として計算

 

これを見ると総額としては、どの国に留学しても大体1年で500万円程度の費用が必要になりそうですね。

 

そしてアメリカ(私立)が最もお金が掛かることが分かります。

 

1年間の費用を見ると3国ともあまり大きな違いはありませんが、イギリスは1年で卒業出来るため、イギリスが最も費用を抑えることができる国だといえます。

 

イギリスの大学院は英語力が足りなくても合格できる

イギリスには重要な違いがもう一つあります。

それは「Conditional Offer(条件付き合格)」という制度です。

これは出願時点では大学側が入学要件として要求している英語力に満たなくても、入学までに英語力を高めることを条件に入学許可が得られる制度です。

イギリスでは大学院入学までに大学付属のランゲージセンターで英語を勉強してから本コースへ進むという留学方法ができるのです。

 

まとめ

僕の場合は、①私費留学のためできる限り費用は抑えたかった②長期間仕事を離れることを懸念していた③英語力に不安があるという3点からイギリスが最も自分にあっていると考えました。

もちろん留学期間が短いということは、その分英語や外国の文化に触れる時間も短くなってしまうというデメリットもありますが、それ以上に費用や期間を抑えられる点が自分にとっては魅力的でした。

 

 

自分は留学において何を大切にしたいかによって選ぶべき留学先も異なるので、しっかりと自分にとって何が大切かを考えることが重要だと思います。

 

 

【留学方法の違いを比較】最適な留学方法の選び方

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こんにちは。たらおです。

前回の記事では、簡単に自己紹介をさせていただきました。

 

tarao1214.hatenadiary.com

 

今回の記事では、一般的な留学方法とその違いを踏まえながら、自分にとって最適な留学の選び方を紹介します。

この記事を読めば「いろいろな留学方法がある中で、自分には何が向いているのか?」という疑問を解消できます。

 

結論としては、「全体像を把握すること」と「自分の実現したいことを明確化する」なのですが、下記にて詳しく解説します。

 

まずは留学方法の全体像をつかもう

物事を選択する際に最も重要なことは全体像を掴むことです。

なぜなら情報を正しく把握しないと比較のしようがないからです。

そこで、一般的な留学方法の違いを紹介します。

一般的な留学方法

一般的な留学方法としては次の3つに分類されると思います。

  • 語学留学
  • 大学または大学院留学
  • ワーキングホリデー

簡単に3つの特徴を比較してみました。

留学方法の比較表

 

語学留学

大学(大学院)留学

ワーキングホリデー

必要なビザ

観光ビザ or 学生ビザ

学生ビザ

ワーキングホリデービザ

滞在期間

通学する期間に準ずる

通学する期間に準ずる

最大2年

年齢制限

なし

なし

18~35歳

就労時間

制限あり
※観光ビザの場合は就労不可

制限あり
※国によって異なるが20h/週など

制限なし
※国によっては制限あり

就学期間

制限なし
※観光ビザの場合は制限あり

制限なし

制限あり

選べる国

ワーホリ提携国以外も可能

ワーホリ提携国以外も可能

ワーホリ提携国のみ

必要な費用

高い

高い

安い

自由度

△(学業中心)

 

語学留学

語学留学は観光ビザまたは学生ビザを使い、現地の語学学校に通い語学習得を目的とします。
そのため、基本的には滞在期間も通学期間に準じた期間(観光のビザの場合は3ヶ月のみ)となり、ワーキングホリデーに比べ労働時間や条件に対する制限もあります。

大学(大学院)留学

大学(大学院)留学は現地の言語で学問を学ぶことを目的としています。

そのため、ある程度語学ができることが前提となります。

また、国によって学生ビザでの就業も可能ではありますが、学業に支障がでないように労働時間は「20h/週」などの制限があります。

ワーキングホリデー

ワーキングホリデーは1年(最大2年)の間、現地での過ごし方を自由に選び実行することができる制度です。
一定の条件を満たしビザ申請が取得できれば、語学学校へ通うのも実際に働いてみるのも全て自分次第です。
労働に関する時間制限も少ないので現地就職などに向けた事前準備やワークビザ代わりに使うことができるのも特徴です 

 

実現したいことの明確化が重要です

上記の違いを把握した上で、自分の実現したいことを明確にすることが最も重要です。

留学方法はあくまで手段なので、自分の実現したいことを明らかにした上でそれに合った方法を選ぶことで後悔する可能性を減らすことが出来るからです。

深堀の方法は色々ありますが、僕のおススメは「信頼できる友人に相談する」ことです。

下記にて実体験をもとに解説します。

 

僕が大学院留学を決意するまで 

 

検討当初に考えていたこと

大学院留学は上記の3つの留学方法の中で、最も費用が掛かり、卒業するまでに2年程度要すことから実は当初は考えていませんでした。

僕は事情があって、家族からのサポートを受けることが難しかったため費用面が一番の懸念でした。

当時は「最もコスパのいい方法で留学したい」ということが自分の最大の関心事でした。

 

アメリカ語学留学へ気持ちが固まりかける

ちょうど留学を本格的に検討し始めたころ、職場の同僚に相談したところある提案をもらいました。

「俺の実家にホームステイして語学学校に通えば?実家が自営業してるから、バイトもできるようにお願いしてあげるよ」

その同僚はアメリカで生まれ育った日本人で、ご両親は今もアメリカで生活されているため、このような提案をしてくれたのでした。

 

留学費用のこと気にしていた僕にとってこんなにありがたい話はないと思い、友人の厚意に甘えようと思いました。

 

イギリス留学経験者の友人の一言で考え直す

しかしその少し後、職場の別の友人と話す機会があり将来のキャリアをどう考えているのかという話題になりました。

その時は仕事を辞めて留学することはある程度隠していたのですが、その彼は留学経験者だったこともあり、アメリカへの語学留学を考えていること相談しました。

彼は留学するということには賛同してくれましたが、本当に語学留学でよいのかと尋ねてくれました。

語学留学を考え直した一言

「海外の大学院で英語で学び学位を取得することは語学習得、専門性の強化のためにも有意義だと思う。大学院は大変だけど語学学校では得られない学びがあるよ。」

 

この言葉に深く胸に刺さりました。

 

実は僕は学生時代に家が貧しく学業に専念できなかったことが心のどこかでずっと引っかかっていたため、大学院で学問を修めるということに大きな魅力を感じたのです。

 

彼と話すことで、自分の中に隠れていた「もう一度勉強がしたい」という気持ちが明確になり、それが実は当初から気にしていた留学費用よりも自分にとって大切なことだと気付くことができたのです。

 

時に経験者は自分では想像もできない内容を経験に基づいて教えれくれます。
これはネットでは出てこない非常に貴重な情報です。

そのため、自分の考えまとまり迷いがなくなるまで色々な人に相談するのが、自分の実現したいことを明確にする最もよい方法だと思います。

 

 

 まとめ

自分に最適な留学方法を選択するための方法

  • 全体像を把握したうえで、違いを比較する
  • 自分の実現したいことを明確化する
  • 納得できるまで経験者に相談する

 

以上です。

 

 

自己紹介・このブログで発信する内容について

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初めまして、たらおです。

 

このブログでは現在イギリスに留学中の僕が英語の勉強方法や海外大学院留学に関する情報について紹介していきたいと思います。

また、転職活動や副業など留学や英語に限らず読者の方に役に立つ内容も時々記事にしていければと考えています。

 

 

簡単な自己紹介

新卒で大手日系企業を経験後、外資系コンサル会社へ転職。

そして現在はイギリスの大学院(ビジネススクール)に留学中です。

 

Twitterもやってまして、現在のフォロワーは5,500名程度です。(2020年3月時点

 

 

 Twitterでは主に英語の簡単フレーズや留学中の出来事について発信しています。

twitterの140文字では収まらない内容についても、このブログと連携して深堀していきたいと思います。 

 

このブログで 主に発信していきたい内容

 

このブログで書いていこうと思っている内容は大体以下の通りです

  • 大学院入学後の生活の知恵や勉強するときにしている工夫
  • 英語の勉強方法や勉強に役立つツールの紹介
  • Twitter・ブログの運用について
  • 転職活動・副業について

 

社会人留学について 

特にイギリスへ社会人留学する人はあまり多くなく情報を探してもなかなか見つからないと思うので、自分が留学までに実施したことや、苦労したことについてはどんどん情報を公開していきたいと思います。

個人的に同じように社会人留学を目指す人を応援したいと思っています。

 

英語学習について

留学に関して英語学習は切り離せない話題だと思いますので、自分の英語の勉強方法や使っている参考書やYoutubeなども紹介していこうと思います。

英語の勉強方法に関しては、すでに世の中に色々な情報が氾濫していますが、100人いれば100通りの勉強方法があると思っているので、少なからず参考にして頂けると思います。

 

その他

留学終了後の転職活動やSNS運用(副業)などについても少し触れていきたいなと思います。

僕はTwitterに関しては有料の情報商材などを一切使わずにフォロワーを増やしたので、初心者の方に役立つ内容を提供できると考えています。

 

 

以上の内容について、記事があまり長くならないように読みやすさを重視で更新していくのでどうぞよろしくお願いします。

 

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