【留学方法の違いを比較】最適な留学方法の選び方
こんにちは。たらおです。
前回の記事では、簡単に自己紹介をさせていただきました。
今回の記事では、一般的な留学方法とその違いを踏まえながら、自分にとって最適な留学の選び方を紹介します。
この記事を読めば「いろいろな留学方法がある中で、自分には何が向いているのか?」という疑問を解消できます。
結論としては、「全体像を把握すること」と「自分の実現したいことを明確化する」なのですが、下記にて詳しく解説します。
まずは留学方法の全体像をつかもう
物事を選択する際に最も重要なことは全体像を掴むことです。
なぜなら情報を正しく把握しないと比較のしようがないからです。
そこで、一般的な留学方法の違いを紹介します。
一般的な留学方法
一般的な留学方法としては次の3つに分類されると思います。
- 語学留学
- 大学または大学院留学
- ワーキングホリデー
簡単に3つの特徴を比較してみました。
留学方法の比較表
語学留学 |
大学(大学院)留学 |
ワーキングホリデー |
|
必要なビザ |
観光ビザ or 学生ビザ |
学生ビザ |
ワーキングホリデービザ |
滞在期間 |
通学する期間に準ずる |
通学する期間に準ずる |
最大2年 |
年齢制限 |
なし |
なし |
18~35歳 |
就労時間 |
制限あり |
制限あり |
制限なし |
就学期間 |
制限なし |
制限なし |
制限あり |
選べる国 |
ワーホリ提携国以外も可能 |
ワーホリ提携国以外も可能 |
ワーホリ提携国のみ |
必要な費用 |
高い |
高い |
安い |
自由度 |
〇 |
△(学業中心) |
◎ |
語学留学
語学留学は観光ビザまたは学生ビザを使い、現地の語学学校に通い語学習得を目的とします。
そのため、基本的には滞在期間も通学期間に準じた期間(観光のビザの場合は3ヶ月のみ)となり、ワーキングホリデーに比べ労働時間や条件に対する制限もあります。
大学(大学院)留学
大学(大学院)留学は現地の言語で学問を学ぶことを目的としています。
そのため、ある程度語学ができることが前提となります。
また、国によって学生ビザでの就業も可能ではありますが、学業に支障がでないように労働時間は「20h/週」などの制限があります。
ワーキングホリデー
ワーキングホリデーは1年(最大2年)の間、現地での過ごし方を自由に選び実行することができる制度です。
一定の条件を満たしビザ申請が取得できれば、語学学校へ通うのも実際に働いてみるのも全て自分次第です。
労働に関する時間制限も少ないので現地就職などに向けた事前準備やワークビザ代わりに使うことができるのも特徴です
実現したいことの明確化が重要です
上記の違いを把握した上で、自分の実現したいことを明確にすることが最も重要です。
留学方法はあくまで手段なので、自分の実現したいことを明らかにした上でそれに合った方法を選ぶことで後悔する可能性を減らすことが出来るからです。
深堀の方法は色々ありますが、僕のおススメは「信頼できる友人に相談する」ことです。
下記にて実体験をもとに解説します。
僕が大学院留学を決意するまで
検討当初に考えていたこと
大学院留学は上記の3つの留学方法の中で、最も費用が掛かり、卒業するまでに2年程度要すことから実は当初は考えていませんでした。
僕は事情があって、家族からのサポートを受けることが難しかったため費用面が一番の懸念でした。
当時は「最もコスパのいい方法で留学したい」ということが自分の最大の関心事でした。
アメリカ語学留学へ気持ちが固まりかける
ちょうど留学を本格的に検討し始めたころ、職場の同僚に相談したところある提案をもらいました。
「俺の実家にホームステイして語学学校に通えば?実家が自営業してるから、バイトもできるようにお願いしてあげるよ」
その同僚はアメリカで生まれ育った日本人で、ご両親は今もアメリカで生活されているため、このような提案をしてくれたのでした。
留学費用のこと気にしていた僕にとってこんなにありがたい話はないと思い、友人の厚意に甘えようと思いました。
イギリス留学経験者の友人の一言で考え直す
しかしその少し後、職場の別の友人と話す機会があり将来のキャリアをどう考えているのかという話題になりました。
その時は仕事を辞めて留学することはある程度隠していたのですが、その彼は留学経験者だったこともあり、アメリカへの語学留学を考えていること相談しました。
彼は留学するということには賛同してくれましたが、本当に語学留学でよいのかと尋ねてくれました。
語学留学を考え直した一言
「海外の大学院で英語で学び学位を取得することは語学習得、専門性の強化のためにも有意義だと思う。大学院は大変だけど語学学校では得られない学びがあるよ。」
この言葉に深く胸に刺さりました。
実は僕は学生時代に家が貧しく学業に専念できなかったことが心のどこかでずっと引っかかっていたため、大学院で学問を修めるということに大きな魅力を感じたのです。
彼と話すことで、自分の中に隠れていた「もう一度勉強がしたい」という気持ちが明確になり、それが実は当初から気にしていた留学費用よりも自分にとって大切なことだと気付くことができたのです。
時に経験者は自分では想像もできない内容を経験に基づいて教えれくれます。
これはネットでは出てこない非常に貴重な情報です。
そのため、自分の考えまとまり迷いがなくなるまで色々な人に相談するのが、自分の実現したいことを明確にする最もよい方法だと思います。
まとめ
自分に最適な留学方法を選択するための方法
- 全体像を把握したうえで、違いを比較する
- 自分の実現したいことを明確化する
- 納得できるまで経験者に相談する
以上です。